[ 2021女性座談会 Vol.1 ] 私を必要としてくれる会社と出会え、フルタイムで働くことになりました!

子育てや介護等の時間的制約を抱えながらも再就職を目指す女性と企業が出会うイベント「ママドラフト会議®2021」に参加した女性たちに、就職準備講座「リステッププログラム」参加から現在の気持ちまで、リアルな声を聞いてみました。(2022.3現在)

座談会参加者

2歳6ヶ月男の子と
5ヶ月女の子を持つ
松井さん
5歳女の子と3歳男の子と
2歳男の子を持つ
丹羽さん

リステッププログラムを選んだ理由やきっかけをおしえてください

松井さん
2年前、一人目を出産後、遊びに行った子育て支援センターでチラシを見て、、でもそのときは、二人目を出産してから働きたいと思っていたので参加はしませんでした。

昨年無事に第二子を出産し、チラシを持ってスタッフさんに相談したときに、入園や入学する4月まで待ってくれる企業がいると聞いたので、これはチャンスだ!と思って参加を決めました。そして、ママドラフト会議®は女性の様々な事情に寄り添ってくれる企業が集まっていると聞いたので、働きたい女性にとって絶好の機会だと思いました。

また、二人の子どもを連れての職探しは無理だと思っていたのですが、全講座に託児がついているので安心して参加することができました。

丹羽さん
5月に群馬から山口に引っ越しして、少し落ち着いた頃に子どもが通う幼稚園からリステッププログラムのチラシを配布されたのがきっかけです。

ちょうど、コロナ過で外出もままならず、子育てに息が詰まりそうなときで、、、しかも働きたいと思い、求人情報誌などを見ていたのですが、勤務時間や職種が子育てをする私には無理なものばかりで、、、

自分にできる仕事をしたいけど、せっかく働くのなら楽しんで仕事をしたいと思っていて、このリステッププログラムなら自分に合った仕事が見つかるかも、と思い参加しました。

なぜスモールスタートや短時間勤務ではなくフルタイムで働こうと思いましたか

松井さん
2人目がまだ1歳になっていないので預け先が保育園しかなくて、そうなるとフルタイム勤務じゃないと無理だな、と思ってフルタイムでの働き方を選びました。子どもの将来を考えて少しでも貯蓄したいという考えもあります。

また将来の選択肢を増やすため、以前から興味のあった食に関する資格を取りたいと思っていました。このたび職場のサポート付きで調理師免許が取得できるので、とてもありがたいです。一歩踏み出せば、色んな形でチャンスが舞い込んでくるのだと実感しています。

丹羽さん
もともと短時間勤務は考えていませんでした。
私自身が大学院まで行かせてもらって学費がかかったので、専業主婦をしていると両親に申し訳ない気持ちがあります。今、実家で暮らしていて、家事をほとんど頼っているので、社会に還元するためには、働くことしか選択肢がない、と思っています。ですので、短時間勤務よりもフルタイム勤務を希望していました。

それと、子育てが終わった後、貯蓄があった方が良いかな、とも思います。老後、子どもに迷惑を掛けたくないですし、自分が働いていれば、主人の収入がコロナの影響で減っても補填できるかな、と思っています。

仕事と家事・育児の両立に向けて準備していることはありますか

松井さん
出勤の予行練習をしようと思っています。

出掛ける時間を決めて、その時間までに着替えなどをすべて済ませて、仕事が終わって帰宅する時間に家事をスタートする練習です。

丹羽さん
私は、これから入社する職場で必要な資格の取得に向けて勉強中です。新しい分野なので、実務経験がないのですが、採用担当者の方から「丹羽さんと一緒に働きたい!」と言っていただけたので、その期待に全力で応えたいと思っています。

実は、これから働く会社はママドラフト会議®が終わった後に私から声をお掛けしました。10分ほど立ち話をして名刺交換をさせていただいたのですが、それが、このようにご縁を繋げることができて驚いています。

コンシェルジュの伴走支援についての感想は

松井さん
自分では開かない引き出しを開けてくれたり、気付いていない良さを教えてくれたり、何より励ましてもらえるので、モチベーションアップにつながりました。

またコンシェルジュと一緒に考えた自己PRが企業との面接のときにとても役に立ちました。経歴を書いてもらったこと、客観的な目線で自分を知ることができたこと、私にとってコンシェルジュは欠かせない存在です。

丹羽さん
私だけの経歴書を作っていただいたことが一番助かりました!今までの経歴をかいつまんで、素敵なプロフィールを作ってもらえてすごく嬉しかったです。

自分にはできない表現や言葉を教えてもらえたり、客観的視点でのアドバイスなど、話をしているうちに自分の悩みがはっきりと分かってくるのでとても救われました。
それと、各講座の前後などにタイミングよく連絡をいただいていたので、相談しやすい環境を作っていただけました。


取材後記

今回はまだ小さいお子さんの子育てをしながらも、フルタイムで働く事を選んだ女性に話を聞きました。

今までとは違う、新しいジャンルでの仕事にチャレンジするお二人。サポートを受けての資格取得や、希望する曜日や時間帯での勤務、など一歩踏み出した先に待っていた職場の温かい理解。
勇気を出せば、こんな可能性が広がる事もある!とスタッフ一同改めて実感する事ができました。

たくさんの女性に一歩踏み出したその先を、一緒に体験してほしい、そんな気持ちが広がりました。

お借りしたのは、リステッププログラムの講座も行った、KDDI維新ホール内の会議室。一緒に来ていた子ども達も窓から見える電車や新幹線に大興奮!みんなでお散歩に行ったりとても楽しそうでした!ご協力ありがとうございました。

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