運営団体

ごあいさつ

「Re:stepプログラム」事業は、ステップアップ女性就業促進事業として山口県より委託を受けて、NPO法人あっとが運営しています。

あっとは、「子育てがハンデでなくアドバンテージになる社会」を目指し、山口市にある「子育て支援拠点施設ほっとさろん西門前てとてと」を起点に福祉、労働、男女共同参画、女性活躍を横断した事業を実施している法人です。

長年子育て家庭の支援をしていく中で、結婚、出産等で離職している女性たちの社会人経験や資格、また子育て経験で得た能力が、時間的制約等の事情などにより社会で発揮できずにいることに気づき、その支援方法について模索していました。

そんな中、福岡市で開催している女性と企業をつなぐミートアップイベント「ママドラフト会議®」を知りました。女性が講座等でスキルアップと魅力アップをし、企業は女性を新たな戦力として迎え入れるというものです。

山口での実現を目指し準備を進め、2019年「ママドラフト会議®in新山口」として開催することができ、多くの女性と企業をつなげることができました。

現在、山口県には子育て等の理由により、働く意欲があるにも関わらず就労していない女性が12,600人います。そのうち、約10,000人は時間的制約や離職のブランクによる不安で、具体的な就職活動を行っていない状況です。(平成29年就労構造基本調査より)

多様で柔軟な働き方が可能になることで、多くの女性たちの就労が可能になります。
また10年、20年後生産年齢人口が減少する中、このような女性たちを新たな戦力として活用していくことは、企業や地域経済の課題解決に期待される大きな望みになると感じています。

このプログラムを通して、「子育てがハンデでなくアドバンテージになる社会」になるよう、ご理解とご協力、よろしくお願いお願いいたします。

ブランクや時間的制約に対応した
「新たな就業支援モデル」を目指します

スタッフ

この事業は、やまぐち働き方改革支援センターと連携の元、
以下スタッフを中心に運営しています。

[ 全体総括 ]  藤井 智佳子

キャリアコンサルタント/保育士/山口県働き方改革アドバイザー

山口市出身。
企業の本社総合職を経て、山口に帰郷。県の団体職員として働き、出産を機に退職。
2006年NPO法人あっとの立ち上げメンバーとして子育て支援をスタート。
2010年双子を出産後は、3児の子育てと仕事と生活の両立に苦労した経験から、両立支援、女性支援もスタート。
現在は子育てしやすいまちづくりと子育て家族の支援などの社会課題解決型の事業を中心に、社会で活躍したい女性の支援なども行っている。

[ 女性支援総括 ] 細川 美緒

マザーズコーチング/保育士

神戸市出身。
現在ひとり娘の子育て真っ最中。
幼稚園教諭として働き、その後沖縄のリゾートホテルでコンシェルジュとして従事。転勤族の夫と結婚し10年で3県の異動を経験。各地で職に就くも、継続してキャリアを構築できないもどかしさを味わう。
そんな中、NPO法人あっとで自分自身の人生を思うように描けず、もやもやしている多くの女性に出会い、キャリアコーチの資格を取得。「私なんて」と思いがちな女性が、「私にもできるかも!」と踏み出せるきっかけになれるよう、伴走支援を行っている。

[ 企業支援総括 ] 石田 久美子

山口県働き方改革アドバイザー

宇部市出身。

岡山県で求人情報誌の企画営業として勤めたが、21年前に転勤族の夫と結婚し退職。その後、8回の引越しを経て、その都度仕事に就くも退職を繰り返す。さらに出産と3人の子育ても重なり、10年以上のブランクを経験。子育て中に始めた市民活動では、自治体や企業、団体と連携し、イベントや活動の実施に貢献している。「妻」「母」「娘」という役割だけでなく、『私のための私』を求める女性たちのために、企業と女性をつなぐ架け橋となることを目指す。

[ スタイリングデザイナー ] 佐々木 恵

美容師

山口市出身。
美容師。福岡・山口にて11年間で延べ1万人のお客様を担当。その経験から、リステッププログラム参加女性の魅力を最大限に引き出し、その人自身が輝かく事で自信を取り戻せるよう、スタイルのトータルアドバイスを行う。ママドラフト会議当日の登壇者のヘアメイクも担当。
広報として多くの人が一歩踏み出すきっかけを掴めるようSNS発信を展開中。