選ばれる会社に:社会福祉法人ひとつの会

社会福祉法人ひとつの会

創業年

2004年(平成16年)8月

住所

山口県防府市大字大崎801-1

電話番号

0835-26-6667

URL

hitotsunokai.jp

 

従業員数

340人

男女比

女7:男3

企業理念

人の為に走れ
社会福祉事業の原点は地位や名誉やお金を求めるのではなく「住人の方々に尽くしたい」その一念だけです

事業内容

山口県防府市を拠点にデイサービス、軽費老人ホーム、グループホーム、特別養護老人ホームなどの介護支援事業を展開

子育てと仕事の両立への配慮
  • 時短勤務有
  • 在宅勤務有
  • 病時や学校行事の勤務時間配慮が可能
  • パートから正社員へのステップアップ可能
  • 委託型の働き方有
  • 単発の仕事有
インタビュー担当者

事業推進部 人事課 課長 古谷 敬志氏

前回の「ママドラフト会議®」でどのような女性人財と出会えましたか?

小学生のお子さんがいる女性を採用し、週3~4日の1日4時間で働いてもらっています。
お子さんが学校にいる時間帯の短時間勤務で開始し、成長やライフスタイルの変化に合わせて、今後も長く働ける柔軟な対応をとっています。

女性人財を雇用する上で工夫されたことはありましたか?

入職は嬉しいですが、離職が一番悲しいため、採用するまでに時間を掛けています。例えば、面談や面接時に、採用担当だけでなく現場の職員とも話をする中で、入職後の働きやすさに繋がると思うのです。そこで勤務条件の確認もできますからね。そして、働くことに対する希望や不安を聞いた上で勤務形態を調整し、その人に合った事業所を提案しています。

入職後は、同じ境遇の職員がいる現場で働けるよう人員配置やシフト作りに配慮しています。「お互い様だから」という業務をフォローする関係作りが負担感の軽減に繋がると思うからです。また、一緒に働く職員と定期的に話をすることで「自分が必要とされている場所づくり」「5年後のイメージ」を双方が描き・共有できると双方にとって働く意欲になりますね。

福祉の仕事は、入浴介助、食事介助等、短時間勤務に合わせた業務の切り出しは比較的簡単で、子育て女性の希望するマイクロワークの創出はしやすいのかもしれません。もしお子さんの事情で急に休まれた場合でも、業務への影響が最小限で抑えられるという側面(メリット)もあります。

短時間勤務でスタートした女性が自分の仕事に責任をもつためになにが必要だと思われますか

短時間勤務であっても、明確な業務・役割をお願いすることが、仕事のやりがいにつながるようです。
パート勤務時間には正社員が積極的に仕事を割り振ってあげることが大事だと思います。

採用前後で女性人財に対するイメージの変化はありましたか?

今回採用した方は、介護業務の経験があったので、採用後も自然に溶け込めています。持ち前の明るいイメージ通り、職場もより明るい雰囲気となりました。

「ながら作業が出来る女性の強み」を活かし、決められた時間で任せられる仕事をテキパキと進めていることで、「もう一人居ても嬉しい」という声もあります。女性は、視野が広い方が多いので活躍できる場は多くあるでしょうね。

女性人財を採用したことで正社員にとってのメリットはありましたか?

分かりやすいもので言いますと、休憩時間が取れるようになりました。人と人とが向きあう業務が大半なので、休憩では人と合わない時間を作ってあげることが大事で、パートさんがいると大変助かります。休憩による精神的な余裕が生まれることで、サービス向上に注力できるようになったのではないでしょうか。

コロナ禍による働き方の変化はありましたか?

学校が休校になり、子どもを見てもらえるところを心配していた職員もいましたが、学童保育等の利用で、仕事に制限が出ることは少なかったようです。 業務上は、元々テレワークができるものではないため変化はありません。

今どのような人財を募集されていますか?

福祉はどこも人手不足、しかし誰でもいいというわけでないですね。
明るく・楽しく仕事をする人が一番だと思っています。

これから働きたい女性達への期待メッセージなど教えてください

「両立出来る」ことが何より大切なので、仕事も家庭もバランスよく・無理なく働くことができる職場選びが大切だと思います。(施設職員より)

「時間や曜日に制限がある」「家庭と仕事の両立がちゃんとできるのか」など、仕事をしたくても、不安があり前に進めないという女性も少なくないと思います。まずはお話ししながら働き方の希望を教えてください。慣れるまで寂しい事や大変に感じることもありますが、自分の時間を作りながら、お子さんとの時間がより充実したものになると思います。
私の経験上、小さなお子さんがいらっしゃる方はまずは短時間勤務で始められると良いのかなと思います。働きながらリズムを整えていき、お子さんの成長と共に勤務時間を増やすスモールステップで進めると上手くいくように思います。そして、ご家族の理解も得ながら進めていかれると、無理なく長い期間勤めていけるのではないでしょうか。私の妻がそうでしたから。(人事職員より)

女性人財の採用・活躍にこれからチャレンジしたい企業の方へコメントをお願いします

子育ても女性の大切な仕事・役割の1つです。両立するためにサポートが必要な場面もありますが、子育てが終えた後、仕事に専念できる・将来に期待が出来る職員として考えています。自分の経験や資格を活かす・活かせることも大切だと考えます。

また、短時間勤務で始められた方は、5年くらい勤めるとシフト勤務もこなしてくれるようになります。その間、お子さまの成長と共に自分時間がもてるようになり、研修や資格取得にも積極的に取り組まれ、勤務時間も増え、スムーズに正社員にシフトされます。彼女たちがのちの戦力になるのです。

『選ばれる会社に!!』ならないといけないですね。ハローワークも一つの手段、テレビCMもママドラフト会議®もしかり。まずは企業を知ってもらうための発信手段が多くあるとよいのではないでしょうか。

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