一歩踏み出した先に、今までとは違う世界がありました：得利さん

ママドラフト会議®で企業と出会うという経験はいかがでしたか？

とても面白かったです！ひとりで就職活動をしていたら絶対に縁のない多種多様な企業と出会うことができました。

交流会では5社とお話しをしました。私は介護福祉士の経験しかなかったのですが、声をかけてくださった企業の中に、福祉関係以外の職種もあったので、「自分がこの会社に声をかけてもらえるんだ！」という新鮮な驚きがありました。

私はステージでのプレゼンテーションをしたんですが、「ステージでの明るくて元気な姿が良かったので、ぜひ一緒に働きませんか？」と声をかけてくださった企業もありました。資格や経歴だけじゃなく、キャラクターや自分の内面を評価してくれる企業があるんだ！ということが嬉しかったです。普通の就職活動だと、固い空気の面接なので、その部分を伝えることは難しいかな、と思いました。

ママドラフト会議®への参加に迷いはありましたか？

迷いと…それに不安もありました(笑)。「ドラフト」という言葉が野球のドラフト会議のイメージだったので、参加して誰にも選ばれなかったらどうしよう…と思ってドキドキしました。でもスタッフの方に参加者と企業がお互いをアピールするためのイベントと聞いて、不安は解消されました。

ですので、「仕事が見つかればラッキー！」くらいの気持ちで参加することにしました。

今回の再就職までの経緯を教えてください

福祉施設に就職が決まるまで、3回面談をしました。
1回目は、その福祉施設が行っているイベントに子どもと一緒に行きました。その時に施設を見学させてもらったので、子どもは「ママが働く職場って、こういうところなんだ」って実感として分かったみたいです。

あと2回は、どんな形態で働きたいか、子どもが帰ってくる時間帯や習い事、頼れる人が家の近くに住んでいるかなど、本当に色々とお話しをしました。時折、世間話などもしながら、話しやすい雰囲気だったので私からも色々と質問することもできました。面談をしながら、その人自身が活かされる事業所に配属するというスタイルのようです。 長期休みは子どもを職場に連れてきてもいいと言われていて、通常の長期休みなら、フロアに子どもの姿があるのが当たり前みたいですよ。

今はどんなお仕事をされていますか？

ママドラフト会議®で声をかけていただいた福祉施設の、「通所施設」といわれるところで働いています。週4日勤務で、時間帯は9時～13時です。

面談の時に、子どもが帰ってくる15時頃までに家に戻ることができればいいとお伝えしました。ですので、14時までは働くつもりだったんです。でも、先方から「仕事が終って子ども達が帰ってくるまでに、買い物とか色々な用事を済ませるために1時間くらい余裕があった方がいいのでは？」と提案していただいて13時までになりました。そこまで考えてくださることが、とても嬉しかったです。

今の仕事内容は主に入浴介助と、お昼ご飯の準備や下膳です。 いずれ子供の成長に合わせて、勤務時間を長くしていく方向で話をさせていただいているので、その時はお昼から行っているレクリエーションなども担当してみたいです。

仕事に復帰して「子育て、自分、家庭」はどのように変化しましたか？

ママドラフト会議に参加をしようと思っているママ達にメッセージをお願いします

今とどまっているその場所を一歩超えたら見える世界は全然違うと思います。

ママドラフト会議®の事前説明会で、講師の田中さんのお話を聞いて、主婦の経験の中にも、仕事で活かすことができるスキルが積み重なって経験値が上がってるんだ！ということに気づかされました。そこも経歴としてアピールしていいということを知って、今までと主婦の立場の見方が全然変わりました。

ほかにも普通の就職活動にはない、伴走支援というのがあったので、自分では気付いていなかった強みを知るきっかけになりました。それが自信につながって、自己肯定感が上がった気がします。

ママドラフト会議®は一度にたくさんの企業に出会えて、企業のアピールも聞けるので、どんな仕事があって、何をしている会社なのか情報を比較検討することもできます。

そろそろ働こうかなと思っている人だけじゃなく、やりたいことが明確に決まってない人、自分に何が向いているのか迷いがある人にもおすすめしたいです！