[ 2021女性座談会 Vol.2 ] すぐに働くつもりではなかった女性が出会った「子育て世代の女性を応援してくれる企業」

働くのは少し先でいいかな?でも気になるからとリステッププログラムに申し込んだ、3名の参加者。プログラムに参加していくなかで、いつどのように働くスイッチが入り、一歩踏み出すことに至ったのか、抱える不安はどのように解消できたのか、当事者の声を聞いてみました。(2022.3現在)

座談会参加者

小学3年生女の子と
年長男の子を持つ
山城さん
小学4年生、小学2年生、年中、
3人の女の子を持つ
高橋さん
小学1年生男の子、1歳7ヶ月女の子を持つ
hayaka_arisatoさん

なぜリステッププログラムに参加しようと思いましたか?

ママ座談会06_山城さんのアイコン画像ママ座談会06_山城さん
下の子が小学2年生になったタイミングで自分に合った仕事を見つけたいな、と考えていました。そんなときに、子育て支援センターで、昨年リステッププログラムに参加された女性に出会いました。その方が、「子育てはこれから働くために必要な力となっている、など働くことへの考え方が変わった」と言われていて、働けるのか不安だったけど「専属のコンシェルジュが寄り添ってくれて自信を持たせてくれた」と聞きました。

そして今回募集されるタイミングを待って、すぐに申し込みをしました。

でも、その時点では、資格もないし経験もないのに本当に働けるのかな、と考えていて、誰かに自信をつけてもらいたい、頑張れ!と言われたい、と思っていました。

ママ座談会06_高橋さんのアイコン画像ママ座談会06_高橋さん
以前から夫に働いてほしいと言われていて、友達が昨年ママドラフト会議®に参加し、「参加して良かったよ」と聞いていたのですが、私には働く気持ちがありませんでした。

そんな中、子どもが幼稚園からリステッププログラムのチラシを持って帰ってきたので、夫への就活アピールのために申込ました。その時点では、ママドラフト会議®には出ないつもりでいて、リステッププログラム講座にもあまり参加しないつもりでした。

ママ座談会06_hayaka_arisatoさんのアイコン画像ママ座談会06_hayaka_arisatoさん
NPO法人あっとの公式ラインからの通知で、第3回目のママドラフト会議®開催を知りました。2年前に、テレビニュースでママドラフト会議®でスピーチされる女性の姿を見たことがあって、ステージに立つのは無理だけど、仕事の探し方を知りたいと思って情報収集のために参加を決めました。

申し込み時は、いつかは働きたいけど、まだ子どもが小さいから今は無理だと思っていました。子どもが高校生くらいになってフルタイムで働けるのかな…と考えていましたし、その時点では働く自分のイメージが全くできなかったです。

「いつ」「何がきっかけで」今すぐ働こう!というスイッチが入りましたか?

ママ座談会06_山城さんのアイコン画像ママ座談会06_山城さん
私は最初のスタートアップ講座です。「あ、働ける!」と思いました。そのあと、最後のブランディング講座で自分の人生と向き合ったことが私にとってすごく良かったです。ただ、私は講座のたびにいつも落ち込んでいました。他の参加女性がどんどん輝いているのに私は何も変わっていなくて…。

私を担当してくれたコンシェルジュは、前年度の講座参加者だったそうで、落ち込む私に「自分もそうだった。毎回落ち込んでいたよ。」と励ましてくれました。その言葉にいつも救われて、なんとか最後まで笑顔で参加することができ、自分らしく働くことができる場所を見つけることができました。

ママ座談会06_高橋さんのアイコン画像ママ座談会06_高橋さん
講座を受けているうちに、徐々に働くスイッチが入り、本当は働きたい気持ちがあったことに気付きました。でも、資格がない、ブランクが長い、子どもも3人いる、こんな私に働ける場所なんてあるのかな、と考えていました。

以前は、ハローワークに行くのも勇気がいるし、就活をどこから始めたら良いのか分かりませんでした。でもスタートアップ講座に参加して、きっかけや勇気が足りなかっただけなのかな、と思いました。
最初は、週3日くらいでいいかな、と思っていたのですが、収入面を考えると、週5日働いてもいいかもしれない!と思うようになりました。

ママ座談会06_hayaka_arisatoさんのアイコン画像ママ座談会06_hayaka_arisatoさん
ブランディング講座で、私の年表やこれまでの職歴を作成して、自分を客観的に見たことで、働きたいと思うきっかけになりました。この時間なら働けるな、こんなことしてきたな、と振り返る時間があったことが良かったです。今までは目の前の家事育児に追われていて、人生について考えることがなかったのですが、その講座の後、女性の働き方年表など、いろいろ調べました。これから老後の介護が始まるなど新たな発見があり、それなら今から動いた方がいいと思いました。

また、コンシェルジュから言われた「子どもやご主人の事はひとまず横に置いて、まずは自分自身がどうしたいかを考えて」という言葉が心に響きました。リステッププログラムのおかげで、自分の事を考える良い機会ができました。自分自身と向き合ったからこそ、働く決心がつきました。

リステッププラグラム参加前と後で変化はありましたか?

ママ座談会06_山城さんのアイコン画像ママ座談会06_山城さん
ブランディング講座で、私の年表やこれまでの職歴を作成して、自分を客観的に見たことで、働きたいと思うきっかけありました!自分がアピールできるところを探し出して、それが就職に繋がりました。最初は事務職を探していたのですが、ママドラフト会議®の後、企業と交流していくうちに、私がやりたいことは事務じゃない!と気付きました。採用された企業の社長から「人と話すのが好きなんでしょ?それ武器だよ!」と言ってもらえて、やりたいことが見つかりました!私の本質を見抜いていただき気付かせてもらえて、感謝の気持ちでいっぱいです。そういえば夫からも事務向きじゃない、と言われていました。私がやりたいことを家族と話すきっかけができたのもリステッププログラムに参加したからこそだと思います。
ママ座談会06_高橋さんのアイコン画像ママ座談会06_高橋さん
私は資格もないですし、ブランクが10年あるので自分が働ける会社なんてない、と思っていました。でも、講座を受けて子育て中の経験が仕事に役立つ、と言われて「そうなんだ!」と思いました。

面接の際に「自己アピールをしてください」と言われたので、前職のアピールをしたのですが、社長から「あなたは子どもが3人もいて、そのスケジュール管理は大変だと思うから、段取りや計画を立てる能力があると思いますよ」と引き出していただきました。
子育て経験が社会でも役に立つなんて、リステッププログラムに参加していなければ一生気が付かなかったと思います。

ママ座談会06_hayaka_arisatoさんのアイコン画像ママ座談会06_hayaka_arisatoさん
夫から「好きな事をやったらいいよ」と言われ続けていたのですが、“好きな事”をどう仕事に繋げればいいか、自分でも分かりませんでした。絵を描くのが好きで、美術大学に進みましたが、卒業後の仕事に繋げることができなくて…挫折というか、そのことがずっと心に引っ掛かっていました。でも、リステッププログラムに参加してみて、やはりデザインの仕事にチャレンジしたい!と思いました。この度、WEBデザイナーで採用していただけて、当初は資格も経験もないのに…と思っていましたが、美術の経験をこのような形で活かすことができて、好きな事を諦めなくて良かった、と思っています。

家事育児と仕事の両立に対して不安はありますか?

ママ座談会06_山城さんのアイコン画像ママ座談会06_山城さん
もともと3~4年前から、夫が洗濯物を干して畳むところまでやってくれるので、そこはこれからも頼りにしています。ただ、16時終業で子どもを迎えに行って、17時に帰宅して、そこからきちんと夕飯を作れるだろうか、と心配です。下味冷凍の準備をしたり、メイン料理をあらかじめ決めたり、2月から予行練習をしています。家の前がドラッグストアなので、市販の冷凍食品を買ってしまうかもしれません。買っていいんだよー、と周りから言われますが、葛藤しています(笑)
ママ座談会06_高橋さんのアイコン画像ママ座談会06_高橋さん
お迎えの園バスに間に合わせるために、毎朝バタバタしています。ですので、洗濯は夜のうちに済ませるようにしました。洗濯機を回したあとは、夫が干してくれるので、それだけでもとても助かっています。ほかにも、子どもが家事に協力してくれるようになりました。家庭と両立するために家族の協力は絶対必要だと感じています。

会社からは、子どもの行事などは休んでいいよ、と言われているので、とても働きやすいです。先日、子どもの体調不良で会社に連絡した際は、「それは大変だね!」と急なお休みを快諾していただきました。家庭との両立ができるように勤務時間も考慮していただいたおかげで、無理なく働いています。ママドラフト会議®で今の会社に出会うことができて、私は幸運に恵まれていると思いました。
仕事を始める前は、仕事と家庭の両立ができるのか不安を感じていましたが、実際やってみると意外と何とかなるものですね。

ママ座談会06_hayaka_arisatoさんのアイコン画像ママ座談会06_hayaka_arisatoさん
私はテレワークなのですが、保育園の一時預かりを利用して仕事をしています。
実は、リステッププログラムのフリーカフェで一緒に参加された女性が、お子様を一時保育に預けて就活している、と言われていて、そのときに初めて一時預かりのことを知ることができました。それが今の私にも役に立っています。
ほかに、普段はケンカの多い兄妹ですが、私の仕事が忙しいときは、長男が妹のお世話をしてくれたり、夫が子どもを連れて出掛けてくれたり、家族が協力してくれています。

一日のうち、どの時間に仕事をしようか考えて、明け方まだ家族が寝ている時間に起きて仕事をする生活を組み立てています。この仕事に就くまでの経緯と私の気持ちを夫と共有できたからか、私の手が回らない家事を夫が行ってくれるのでとても有難いです。

取材後記

3名に共通していたのは「子育て世代の女性を応援してくれる企業だから働ける」ということでした。時間的制約を抱える女性の背景を理解し、柔軟な雇用体制を整えることで、有能な女性人財を活用できる企業と、その企業側の努力に応えようとする参加女性により、また新しい雇用が生まれました。

また、女性の社会復帰にあたり、家族の協力も必要不可欠だということが浮き彫りになりました。